2007年11月07日

電脳風流のサムライ

Amazonで購入した「大空のサムライ」講談社+α文庫版を読了しました。

坂井三郎がガダルカナル上空で被弾し,失明と左半身麻痺と出血に耐えながら4時間半飛び続けて生還した話とか,硫黄島上空で15機のF6Fに取り囲まれながら一発も被弾することなく逃げ切った話は有名ですが,当の本人の手による文章は臨場感が違います。

通して読んでみて思い出すのは,隆慶一郎の小説に繰り返し出てくる「優れたいくさ人は徹底した現実主義者である」という一節です。例えば前述の大怪我しながら無事帰還したくだりでは,出血で朦朧としながらも負傷の現実を受け入れ,朦朧なりに冷静に対処する様子が描かれています。まさに徹底した現実主義者であり,坂井三郎もまた隆慶一郎の言う「いくさ人」であったと言えるでしょう。

所で「大空のサムライ」で描かれている戦いは地上基地のものばかりで,空母はほとんど出てきません。唯一の例外はラバウル赴任直後に補充の零戦を受け取った時ですが,この時も飛行艇で空母の側に着水して乗り込んでいるので,着艦はしていません。つまり坂井三郎は空母の着艦経験が無い可能性が高いです(もしかしたら訓練とか,本に書かれてない所でやってるかも知れないけど)。

このことは坂井の偉大さを些かも減じるものではありませんが,坂井三郎=零式艦上戦闘機パイロットの代名詞みたいなイメージがあったのでちょっと意外です。


「大空のサムライ」に先立つこと数日,海音寺潮五郎の「戦国風流武士 前田慶次郎」を読了しました。

我が同人(とも)藤沢さンから借りっ放しになってましたが,つい先日フッと読んでみる気になって一気に読みました。

手元に無いので確認する術がありませんが,隆慶一郎の「一夢庵風流記」では慶次郎は確か妻子を置いて加賀を脱藩したと記憶しています。一方この「戦国風流〜」は,利家その他の策略で所帯を持たされそうになる所を脱藩したことになっています。因みに慶次郎の愛馬「松風」は,本書では元々利家の持ち馬だったのを先の策略の「だまされ代」として勝手に自分の馬にしてしまいます。

後にこの件について,友人の本阿弥光悦に語った台詞が傑作です。曰く「拙者には生きた美人より,書中の美人の方ががらに合ってる」。ここだけ抜き出すと,「二次元にしか興味は無い!」と言い切るダメ人間と何ら変わりありません(笑)


「大空のサムライ」と一緒に,SEGA AGESのバーチャロンも注文していました。

以前書いたような気がしますが,バーチャロンはゲームそれ自体にも大いにはまりましたが,当時参加してたメーリングリストを通じてネットの楽しさを覚えてしまうきっかけにもなりました。即ちバーチャロンは青春時代の思い出であり,それがアーケードに限りなく近いスペックで家で遊べるとなれば,何を迷うことがありましょう。

バーチャロンで覚えたことは,この手の自分を背後から見る視点の3Dゲーム(最近のガンダムとか)でも随分役に立ちました。即ち,相手と正対することは避ける,常に横へ横へと回り込む,真正面からでなく相手の死角から接近する,焦った方が負ける,等々……。

さて本題のSEGA AGES版の出来ですが,流石はPS2,ツインスティックがパッドになった違和感をのぞけばほぼ完璧,モニターの中の戦場を愛機と共に駆けたあの熱い日々が甦ります。これで操作系がツインスティックなら言うこと無いのですが。


冬コミ当選しました。土曜日 東“ノ”17b「三電研」です。



posted by カネツキマコト at 08:19| Comment(0) | TrackBack(0) | レビュー | 更新情報をチェックする

2007年10月11日

ホビーショーに行ってきました

仕事の関係で招待券を入手したので,早速初日に行きました。

hobby01.jpghobby02.jpg

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posted by カネツキマコト at 23:56| Comment(0) | TrackBack(0) | レビュー | 更新情報をチェックする

2007年10月07日

M3前日

いよいよ明日はM3です。という訳で秋葉原に行ってDVDメディアを買ってきました。これを今夜焼く訳です。

ついでにこんなのを買ってみました。

・リボルテック ブラックゲッター

良く知られているように,ゲッターロボは「3つの心が一つになれば 一つの正義は100万パワー」(主題歌より)です。つまり…

bk_gt01.jpg「に…二刀流」「100万パワー+100万パワーで200万パワー!」

bk_gt02.jpg「いつもの2倍のジャンプが加わって200×2の400万パワー!」

「そしていつもの3倍の回転を加えれば400万×3の」

bk_gt03.jpg「バッファローマン,お前を上回る1200万パワーだーーーっ!!」



bk_gt04.jpg人違い。

bk_gt05.jpg
という訳で,海洋堂の「リボルテック ブラックゲッター」でした。因みにブラックゲッターは一人乗りなので3つの心もへったくれもありません。

gl_model.jpg

グレンラガンのプラモデルも買いました。ガンプラと違って,こういう中堅どころのプラモデルは一種のナマモノですから買える時に買っておかないと,気付いた時には店頭から消えてて泣く泣くオークションで数倍の金額を出すハメになります。

情報によると固定ポーズ仕様らしいので,手持ちのボールジョイントを仕込んでフル稼動に改造するつもりです。

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posted by カネツキマコト at 16:16| Comment(0) | TrackBack(0) | レビュー | 更新情報をチェックする
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